March 27, 2008

今回の旅を始めたころは、時差ボケがなかなか治らず本当に辛かった。日本と時差が12時間あってまるまる正反対の生活をおくらなきゃいけない。体内時計や交感神経とつかさどる自律神経は、そう簡単にこちらの都合に合わせてくれない。やっと慣れたと思ってもいきなり日中にまた睡魔やだるさに襲われる。それでも、ロサンジェルスに1週間ほど滞在してからブラジルにきたから、いきなりダイレクトに来た前回よりもずっと楽だったのかも。

昼も夜も眠くって、眠ってもほんの数時間で目が覚めてしまう。一旦目が開くと眠くならない。そんなんじゃ当然体力も弱ってくるから食べ物も受け付けないし、サンパウロの排気ガスで喉を傷めたり、熱が出てさがらなかったり。

最初の1か月は本当に体調不良との闘いみたいだった。最近はやっと落ち着いてきて、山の上にあって空気の比較的きれいなクリチバがとってもありがたい。

やっぱり一日元気いっぱい過ごすには、睡眠が一番大切ね!せっかくの久しぶりのバケーションなので無理してスケジュールを詰めることをきっぱりやめた。でも今日は珍しく早起きして(朝の9時!)、CHUTE BOXEの本部道場の朝練にオジャマした。さて誰に会えるか楽しみだなー。

クリチバの高級マンションが立ち並ぶ一角、有名な日本庭園のすぐ側にCHUTE BOXEの本部アカデミーはある。
CHUTE BOXE本部
真っ白な建物でぴかぴか、とってもかっこいい。高級スポーツクラブのエントランスみたい。わたしはCHUTE BOXEがこの場所に移ってから初めて訪れた。

2回に上がっていくと、丁度ムエタイとVALE TUDOのクラスの最中だった。教えていたのは、ニルソン・デ・カストロ。このアカデミーでメインで教えていたハファエル・コルデイロがアメリカに渡ってからはニルソンが引き継いだ。彼は午前中のクラスを毎日担当している。
ニルソン・デ・カストロ

広いマットスペースの真ん中にサンドバック、そして隅には小さめのオクタゴン。この隣の部屋は充分なスペースに最新鋭のマシーンが取り揃えられている。

おっ早速サイボーグが打撃練習の真っ最中!!
サイボーグ打撃練習

「おはよう、サイボーグ!調子はどう?」
「おークミ、よく来たね!」
「日本の戦極で試合して勝ったんだよね、おめでとう!!」
「おっ、ありがとう。オレの試合会場に観にきてくれてたのか?」

「ううん、わたしはすでにブラジルにいたの。」
「へえーそうだったのか。それはいいな!ゆっくりしてってくれよ。」

普段のサイボーグは、試合の入場時のあのおっかないイメージからはかけ離れた、感じのいい普通のあんちゃんだ。気さくで話しやすいし、なんだか近くに寄って行きたくなる。

ヴァンダレイやショーグン、トップ選手達が抜けた今、サイボーグは自動的にアカデミーの看板を背負って闘うことになった。

これは彼にとってまたとないチャンス。元々、人一倍練習熱心だったこの男は、きっと今はもっと熱い使命感に燃えているに違いない。ちなみにもう一人の看板選手、ファブリシオ・ヴェルドゥムはここクリチバではなく南部の町、ポルトアレグレに住んでいる。

サンドバック、オクタゴンと場所を移動しながら、さまざまな打撃のメニューをこなしているサイボーグを見ていて、ある風景が蘇ってきた。

3年前にここクリチバでニンジャとのガチスパーを見たことがあるが、それはもう熱く、粗削りで危なっかしいものだった。勿論その時はヘッドギア無しのシバキ合い。それはあまりに真剣で迫力満点、もうみんな呆れて口をぽかんと開けて見てるしかなかった、そう誰も止められなかった。

とにかく駒がいっぱいいた当時のCB.単なる若手選手の一人だったサイボーグ。あれからどのくらい選手として成長しているのかな。きっと今年は日本のリングで彼の活躍が観られるだろう。チームがもう一度強くなるために欠かせない男として頑張ってもらいたいな。
サイボーグとクリス夫妻
一緒の強そうな女性はサイボーグ婦人のクリス!

もともとCBのムエタイクラスの生徒だった彼女とサイボーグはこのアカデミーで知り合った。ちなみにむちゃむちゃ強い。カナダやアメリカの試合に出るそう。
ムエタイ、ボクシング、グラップリングといろいろな練習があるけど、どれが一番好きって聞いたら、ニコッと微笑んで、
「もちろんVALE TUDOよ!」
って答えてくれた。以前クリスと一緒に柔術の練習をしたことがあるけど、あの頃はむちゃやったなーと自分でも思う。

1階のエントランスの前でみんなで撮ったよ。ちょうどダニエル・アカーシオも着いたところだった。これからのCHUTE BOXEの躍進はあなたたちに掛ってるね!頑張って!!
アカーシオ、サイボーグ、わたし、クリス

応援クリックしてね!1日1回有効だよ。
ninkiblog



(13:37)