February 2008
February 28, 2008
その夜は、さっそくサンパウロ市内にあるソウザ家の自宅からすぐ側にあるアカデミアボンサイを見学させてもらえた。
内装の全てを、ソウザパパ(アジウソン・デ・ソウザ)が、息子たちと力を合わせ一から作り上げたという自慢の道場。正面の壁には大きく道場のシンボルマークである盆栽の絵が描かれていた。こんな大きな盆栽初めて見た。これには圧倒!

そして、上のほうにマリア像、ブラジルの国旗、マウリシオ、マルキーニョスの大きなタペストリー、それから日本人のおじいちゃんの写真が飾ってある。あ、これは塩田剛三のだ。
帯の色ごとに整列し、一礼してから全員が正座。
「正面に礼。先生に礼。」
という生徒の掛声で深く頭を下げる。そこには、ラテン的な明るいノリはなく、あくまで緊張感のある武道のクラスという雰囲気。
厳しいといわれるボンサイ柔術の練習が始まった。
まず驚かされたのは、準備体操のランニングの速さ。約20人ほどの生徒たちが広い畳スペースをこれでもかというスピードで走る。数分後すでにみんな汗だくだ。これを自分が数日後にやるのかと思うとちょっとブルーになる。12月にフロリダのATTで1回だけ練習して以来まったく柔術の練習をしていないわたし。やっていた運動はチャリ通勤のみ!
しかも今は日本一柔術道場がいっぱいありそうな浜松市に暮らしてるのに。そして、そんなわたしがなぜブラジルに柔術しに来ちゃうのかいつも不思議になる。
それから、ジャンプ、受け身やエビ、パスガードや腕十字の反復練習など基本的な動作。そしてストレッチ。
それから柔術の黒帯6段という偉大な指導者ソウザパパのテクニック指導。のテクニックを間近で見られて大興奮。このテクニックを吸収して現在日本で暮らしている息子たちは大きくなったんだなあとしみじみ。

その後は、1回10分程度のスパーリングを何度もやっていた。
時間を計っているソウザパパ本人が闘っちゃうから、いつまでも「止めっ!」て言う人がいない(笑)。これには生徒みんな本当に辛そうだ。
生徒の中でも一番目を引くのは、ソウザパパの愛娘ユカリちゃんの動きだ。黒帯の彼女の動きは非常に滑らかでテクニックが多彩。

若くてとびきりキレイで素直で親思いのいい娘、しかもむちゃくちゃ強いってどんな気分なんだろう。絶対わかるはずがない(笑)。
練習が終わったのは夜の10時半。もう、お腹ぺこぺこ。
「クミ、ボンサイの練習はどうだったかね?」
「ハイ、凄いいい練習ですね。息子さん達がなんであんなに強いのかわかりました。」
「今度はクミも練習に参加するように。」
「は、はい。ガンバリマス...。」
みんながシャワーを浴びて食卓に揃ったのは11時。こんなに遅い時間に晩御飯なんだ。すごいな柔術一家って。
「クミはカイピリーニャを知ってるかね?ブラジルの伝統的なカクテルなんだが。」
「ハイ、大好きです!」
「じゃあ、今晩はわたしのお手製のカイピリーニャで乾杯しよう!」
そう言って、慣れた手つきでライムを切り始めたソウザパパ。

カシャーサの作り方
1:コップに小口切りにしたライムと砂糖をどっさりいれます。
2:めん棒でよく潰して果汁をしぼります。多すぎる砂糖も溶かします。
3:そこに氷とブラジルのピンガ(別名カシャーサ)という砂糖キビからできる強い酒をそそぎます。
4:よく混ぜたらできあがり。
「どうだね、わたしのカイピリーニャの味は?」
「最高です!よく眠れそうです。」
その味は今まで飲んだどのカイピリーニャよりも甘く美味しかった。ご馳走さまです、ソウザパパ。

一日どうもありがとうございました。今夜は本当によく眠れそうです。
ボアノイチ(おやすみなさい)。
内装の全てを、ソウザパパ(アジウソン・デ・ソウザ)が、息子たちと力を合わせ一から作り上げたという自慢の道場。正面の壁には大きく道場のシンボルマークである盆栽の絵が描かれていた。こんな大きな盆栽初めて見た。これには圧倒!

そして、上のほうにマリア像、ブラジルの国旗、マウリシオ、マルキーニョスの大きなタペストリー、それから日本人のおじいちゃんの写真が飾ってある。あ、これは塩田剛三のだ。
帯の色ごとに整列し、一礼してから全員が正座。
「正面に礼。先生に礼。」
という生徒の掛声で深く頭を下げる。そこには、ラテン的な明るいノリはなく、あくまで緊張感のある武道のクラスという雰囲気。
厳しいといわれるボンサイ柔術の練習が始まった。
まず驚かされたのは、準備体操のランニングの速さ。約20人ほどの生徒たちが広い畳スペースをこれでもかというスピードで走る。数分後すでにみんな汗だくだ。これを自分が数日後にやるのかと思うとちょっとブルーになる。12月にフロリダのATTで1回だけ練習して以来まったく柔術の練習をしていないわたし。やっていた運動はチャリ通勤のみ!
しかも今は日本一柔術道場がいっぱいありそうな浜松市に暮らしてるのに。そして、そんなわたしがなぜブラジルに柔術しに来ちゃうのかいつも不思議になる。
それから、ジャンプ、受け身やエビ、パスガードや腕十字の反復練習など基本的な動作。そしてストレッチ。
それから柔術の黒帯6段という偉大な指導者ソウザパパのテクニック指導。のテクニックを間近で見られて大興奮。このテクニックを吸収して現在日本で暮らしている息子たちは大きくなったんだなあとしみじみ。

その後は、1回10分程度のスパーリングを何度もやっていた。
時間を計っているソウザパパ本人が闘っちゃうから、いつまでも「止めっ!」て言う人がいない(笑)。これには生徒みんな本当に辛そうだ。
生徒の中でも一番目を引くのは、ソウザパパの愛娘ユカリちゃんの動きだ。黒帯の彼女の動きは非常に滑らかでテクニックが多彩。

若くてとびきりキレイで素直で親思いのいい娘、しかもむちゃくちゃ強いってどんな気分なんだろう。絶対わかるはずがない(笑)。
練習が終わったのは夜の10時半。もう、お腹ぺこぺこ。
「クミ、ボンサイの練習はどうだったかね?」
「ハイ、凄いいい練習ですね。息子さん達がなんであんなに強いのかわかりました。」
「今度はクミも練習に参加するように。」
「は、はい。ガンバリマス...。」
みんながシャワーを浴びて食卓に揃ったのは11時。こんなに遅い時間に晩御飯なんだ。すごいな柔術一家って。
「クミはカイピリーニャを知ってるかね?ブラジルの伝統的なカクテルなんだが。」
「ハイ、大好きです!」
「じゃあ、今晩はわたしのお手製のカイピリーニャで乾杯しよう!」
そう言って、慣れた手つきでライムを切り始めたソウザパパ。

カシャーサの作り方
1:コップに小口切りにしたライムと砂糖をどっさりいれます。
2:めん棒でよく潰して果汁をしぼります。多すぎる砂糖も溶かします。
3:そこに氷とブラジルのピンガ(別名カシャーサ)という砂糖キビからできる強い酒をそそぎます。
4:よく混ぜたらできあがり。
「どうだね、わたしのカイピリーニャの味は?」
「最高です!よく眠れそうです。」
その味は今まで飲んだどのカイピリーニャよりも甘く美味しかった。ご馳走さまです、ソウザパパ。

一日どうもありがとうございました。今夜は本当によく眠れそうです。
ボアノイチ(おやすみなさい)。
(23:59)
February 26, 2008
ロスアンジェルスから約11時間、サンパウロへの空の旅へ。
飛行機って狭い空間に何時間も同じ姿勢で過ごさなくちゃいけないから、隣に座る人によって全然旅の快適さが違う。今回はアメリカ人のビジネスマンの気さくなおっちゃんだった。面白い旅のエピソードをいっぱい語ってくれ、ワインの小瓶を何本もおごってくれた。
翌朝の9時半にサンパウロのガルーリョス国際空港に到着した時は、軽い二日酔い状態だった。治安が心配なサンパウロに着くというのにこんな状態で大丈夫なんだろうか。もっとしっかりしなくちゃ。簡単な入国審査を通過し荷物をすべて受け取り、到着ロビーへ。
空港までとても頼もしい人が迎えに来てくれてるはず。情報によるととても厳しい人だそう。
その人とは、ボンサイアカデミー創始者、アジウソン・デ・ソウザ!!!こんなわたしがお世話になって大丈夫なのだろうか...。
ソウザパパはとっても若くてキレイな娘さん、クリスチアーネ・ユカリちゃんを連れて出迎えてくれていた!
「おーい、キミがクミかね?日本からサンパウロまでよく来たね。」
どのくらい怖いお父さんなんだろう...ある意味サンパウロの街より怖いかも。
「は、初めまして、わたしはクミです。お世話になります!!」
「よろしく。キミはわたしの息子の道場の生徒なのかな?帯は何色かね。」
おっっと、やっぱりいきなり帯の色を聞かれた。
「あっ、生徒ではなくってよい友達です。帯の色は真っ白です。」
「お〜お、白帯かね初々しいねえ。わたしも実は白帯なんだよ。」
「ははは、パパさんったら冗談がお上手で。」
「わっはっは、仲良くやっていこうな!サンパウロのことは任せなさい!!」
意外に気さくで面白いおじちゃんだ。よかった〜、うまくやっていけるかも。

なんと頼もしい背中だろう。柔術っておもいっきり書いてある!!
自宅に到着したわたしは、朝食を一緒にとり、シャワーを浴びて、親戚の方が経営する素敵なヘアサロンに連れて行ってくれた。サロンの名前は"カオリ"、経営者のご夫妻の娘さんの名前だそう。

左端がソウザパパの自慢の娘さん、ユカリちゃん。おちびちゃんが末っ子のムリーロくん。
以前からマウリシオ、マルキ−ニョス、サトシの3兄弟はいつもヘアスタイルがキマッてるって不思議に思ってたけど、今日やっとそのなぞが解けた!
きっと子供の頃からヘアサロンで丁寧にカットされていたんだろうね!強い男は身だしなみも大切なわけね!!
2年半前にわずか数日しか滞在しなかったサンパウロ。実は全然知らない。どんな生活が待っているのか楽しみだな。
飛行機って狭い空間に何時間も同じ姿勢で過ごさなくちゃいけないから、隣に座る人によって全然旅の快適さが違う。今回はアメリカ人のビジネスマンの気さくなおっちゃんだった。面白い旅のエピソードをいっぱい語ってくれ、ワインの小瓶を何本もおごってくれた。
翌朝の9時半にサンパウロのガルーリョス国際空港に到着した時は、軽い二日酔い状態だった。治安が心配なサンパウロに着くというのにこんな状態で大丈夫なんだろうか。もっとしっかりしなくちゃ。簡単な入国審査を通過し荷物をすべて受け取り、到着ロビーへ。
空港までとても頼もしい人が迎えに来てくれてるはず。情報によるととても厳しい人だそう。
その人とは、ボンサイアカデミー創始者、アジウソン・デ・ソウザ!!!こんなわたしがお世話になって大丈夫なのだろうか...。
ソウザパパはとっても若くてキレイな娘さん、クリスチアーネ・ユカリちゃんを連れて出迎えてくれていた!
「おーい、キミがクミかね?日本からサンパウロまでよく来たね。」
どのくらい怖いお父さんなんだろう...ある意味サンパウロの街より怖いかも。
「は、初めまして、わたしはクミです。お世話になります!!」
「よろしく。キミはわたしの息子の道場の生徒なのかな?帯は何色かね。」
おっっと、やっぱりいきなり帯の色を聞かれた。
「あっ、生徒ではなくってよい友達です。帯の色は真っ白です。」
「お〜お、白帯かね初々しいねえ。わたしも実は白帯なんだよ。」
「ははは、パパさんったら冗談がお上手で。」
「わっはっは、仲良くやっていこうな!サンパウロのことは任せなさい!!」
意外に気さくで面白いおじちゃんだ。よかった〜、うまくやっていけるかも。

なんと頼もしい背中だろう。柔術っておもいっきり書いてある!!
自宅に到着したわたしは、朝食を一緒にとり、シャワーを浴びて、親戚の方が経営する素敵なヘアサロンに連れて行ってくれた。サロンの名前は"カオリ"、経営者のご夫妻の娘さんの名前だそう。

左端がソウザパパの自慢の娘さん、ユカリちゃん。おちびちゃんが末っ子のムリーロくん。
以前からマウリシオ、マルキ−ニョス、サトシの3兄弟はいつもヘアスタイルがキマッてるって不思議に思ってたけど、今日やっとそのなぞが解けた!
きっと子供の頃からヘアサロンで丁寧にカットされていたんだろうね!強い男は身だしなみも大切なわけね!!
2年半前にわずか数日しか滞在しなかったサンパウロ。実は全然知らない。どんな生活が待っているのか楽しみだな。
(17:00)





